【リトルフォレスト韓国版と日本版を比較!】料理・主人公・雰囲気どんな感じ?
中堅サラリーマンならば誰しもが「田舎暮らし」を夢見たことがあるのではないでしょうか?
毎日の喧騒や会社・上司・後輩・同僚のストレスから逃れ自分の好きな野菜を育てながら自給自足…。
一方、田舎暮らしは失敗も多いという話もよく聞きます。
そんな悩みは映画【リトルフォレスト】で解決できます!と言いたいところですが、大体田舎暮らしってこんなもんだよ?
という、半分グルメドラマのような、でも何故か複数回観てしまう映画。
それがリトルフォレストです。
この映画は、原作が日本の漫画「リトルフォレスト」で、主人公の【いち子】を橋本愛さんが演じています。
韓国版はキム・テリさんが演じ、日本の田舎暮らしを上手に韓国版に落とし込んでます。
日本の『リトルフォレスト』は夏・秋でDVD1巻目 冬・春でDVD2巻目という2部構成のちょっと珍しい映画スタイル。
韓国版は春夏秋冬で一部作品となっています。
今回は日本版と韓国版、それぞれの「良さと違い」を紹介します。
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日本版の雰囲気と韓国版の「雰囲気」を比較!
日本版「リトルフォレスト」を初めて見た時の感想は「スゲーオシャレな田舎映画」という感想。
ですが「いち子」はもともとが田舎育ちの女の子なので「観ても同調できない」と感じると思いきや、意外と田舎の事情だったり、「田舎で暮らすということ」を感じて考えることができる映画です。
というのも、いち子は彼氏と都会で暮らしたが都会の暮らしが肌に合わず、実家(地元)の田舎に帰って一人で生活をしているという設定です。
両親は母親がいますが、父はいなく母はいち子が高校を卒業後「蒸発」してしまいました。
理由は不明ですが、男絡みということだけ。
日本版「リトルフォレスト」雰囲気、世界観(主演 橋本愛)
日本版リトルフォレストは「橋本愛」さんが主演を務めています。
橋本 愛 profile
生年月日: 1996年1月12日 2023年12月現在(27歳)
出生地 :熊本県熊本市
身長 :165 cm
血液型 :O型
映画:『告白』『管制塔』『アバター』『Another アナザー』『桐島、部活やめるってよ』『リトル・フォレスト』『寄生獣』二部作『美しい星』
テレビドラマ:『あまちゃん』『ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』『長閑の庭』『同期のサクラ』『青天を衝け』『家庭教師のトラコ』
漫画実写より小説から映画になった作品に起用されることが多い人ですね。
小説の方が製作者側のイメージを付けやすいのかもしれません。
クールビューティという言葉がピッタリな女優さん。
リトルフォレスト出演で偏食が治った!橋本愛さんと漫画の【いち子】
橋本愛さんは熊本県熊本市出身ですが、この映画に出演する前は少し「偏食家」だったそうです。
しかし、この映画を期に「食べられなかったものが食べられるようになった」と語っています。
苦手なものも実際に作られる工程を観ると食べられるようになることはよくある話ですが、橋本愛さん、17~18歳の時に撮られた映画なので丁度大人としての自覚のようなものが芽生えて、いろいろな変化の時期だったのかもしれません。
橋本愛さんと漫画「リトルフォレスト」の見た目は近いとは言い難いですが、作品を観ると映画のリトルフォレストで橋本さんが演じるいち子が本当のいち子なんだと脳がとすり替わります。
制作の力と橋本愛さんの演技の賜物かもしれませんね。
舞台は山に囲まれた盆地で山・川の自然
日本版「リトルフォレスト」の舞台は山に囲まれた「盆地」の村
主人公「イチ子」はそこで一人暮らしをしています。
実際のロケ地は「岩手県」という情報があります。
正確に言えば「奥州市・衣川区」です。
確かに気候の変化がわかりやすく、美しい景色・冬の積雪は凄い。
美しい山々…。
こんな場所で自給自足生活できたら最高ですよね。
イワナの養殖アルバイトでごちそうになる主人公「イチ子」
リトルフォレストには様々な料理が出てきます。
日本版リトルフォレストの料理の数々
リトルフォレスト日本版の始まりは夏から。
夏の蒸し暑い日に主人公「イチ子」は薪ストーブで部屋全体を乾燥させることを試みます。
その時、「一緒にパンも焼こう!」ということで…。
【薪ストーブパン】を作ります。
さらに、夏の熱い農作業が終わり、「スカッとしたい!」と話は流れ…。
「よし、米サワー作るか!」と米を発酵させた「米サワー」を作ります。
【米サワー】
キャンプでイワナの養殖、日雇いバイトの時は【イワナの塩焼き・味噌汁】をごちそうになります。
さらにトマトを収穫し【完熟トマトスパゲティ】に。
このように、日本版リトルフォレストは季節ごとに章が分れており、春夏秋冬で様々な料理が登場します。
田舎暮らしの自給自足生活に憧れる人は是非、観てみて下さい。
主人公の橋本愛さんはドラマはもちろん、主に映画で沢山の実写に映画に主演、ヒロインで準主演をこなしています。
橋本愛さんの他の主演映画も観て見ましょう。
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橋本愛さんの他の実写映画、話題作【寄生獣】(村野 里美 むらのさとみ役)
橋本愛さんは小説が原作の映画によく出演されます。
漫画実写のオファーは少ない女優さん。
しかし、話題作で一斉を風靡した漫画【寄生獣】では主人公の恋人・村野里美を演じています。
アニメ化していますが、漫画の方がイメージが近いと思います。
なにせ、昭和の漫画でスマートフォンもガラケーすらも存在しない時代。
※アニメではスマホ登場です。
電話といえば公衆電話の時代です。
漫画の村野里美は感の鋭い、どちらかというと明るいキャラで登場しますが、
実写の橋本愛さん演じる村野里美はどちらかというと何故か悲壮感が漂うイメージ。
可もなく不可もない存在感でしたが、主人公では無いのでそういう設定だったのかもしれませんね。
遥かなる歳の差を超えた純愛【長閑(のどか)の庭】(朝比奈 元子 あさひなもとこ役)
「長閑 のどか」と読みます。
ストーリーや話の構成が恋愛マンガにしては読みやすく、面白いと思いました。
ドラマはBSプレミアムしか見ることができませんが、最近やっとAmazonプライムのNHKオンデマンドで観ることができました。
全体的に落ち着いた雰囲気の大人のラブストリーという感じに仕上がっています。
橋本愛さんの雰囲気とイメージがマッチしていて何故か落ち着くドラマです。
韓国版「リトルフォレスト」雰囲気、世界観(主演 キム・テリ )
千の顔を持つ女優という二つ名を付けられるほど韓国では「演技派女優」として認知されているキム・テリさん。
韓国版リトルフォレストでは「イチ子」は「へウォン」という名前で登場。
キム・テリ profile
本名 :김 태리(キム・テリ)
生年月日 :1990年4月24日(33歳)
出生地 : 韓国
身長 : 166cm
映画
『お嬢さん』
『1987、ある闘いの真実』
『リトル・フォレスト 春夏秋冬』
『スペース・スウィーパーズ』
もともと、演劇には興味がなく将来の夢は「アナウンサー」を漠然と目指していたそうです。
大学1年生の時に初めて大学のサークルの演劇を観てそこから演劇サークルに入り大学二年生で女優を目指すという、日本でもよくあるパターンですが、彼女の凄いのはここから。
その後、大学卒業を期に本格的な劇団に所属し順調にキャリアを積みます。
その後、韓国の映画監督パク・チャヌクが、新人女優を求めて映画のオーディションを実施。
1500倍の競争率を勝ち抜き、当時、無名でしたが2016年公開の映画「お嬢さん」への出演を決めてしまいました。
そして、千の顔を持つ女優として韓国の芸能界を席捲。
韓国国民の話題の女優となりました。
舞台は軍威郡(クヌィぐん)!韓国の中でも牧歌的な雰囲気が流れるのどかな田舎
気候は四季が明確な温帯性気候です。
これも、日本版リトルフォレストに雰囲気そっくりにしてあります。
日本版リトルフォレスト(小森)の気候も四季が明確な温帯性気候、山々に囲まれた盆地という場所。
なんとも美しい風景です。
日本の情景に負けてません。
韓国版リトルフォレストあらすじ
恋愛、就職と何一つ思いどおりにいかない日常から抜け出し故郷に戻ってきたヘウォンは、旧友であるジェハとウンスクに再会する。他人とは違う自分だけの人生を生きるために故郷に戻ってきたジェハ、平凡な日常からの逸脱を夢見るウンスクと共に自ら育てた農作物で一食一食を作っては食べ冬から春、そして夏、秋を経て再び冬を迎えることになったヘウォン。こうして特別な四季を送りながら、故郷に戻ってきた真の理由を悟ったヘウォンは新たな春を迎えるための第一歩を踏み出すが・・・。
引用:フィルマークス映画(https://filmarks.com/)
韓国版リトルフォレストの料理は?
韓国版リトルフォレストの料理の方が少なく感じましたが、それは日本人である視点であるからだと思います。
韓国版の料理も美味しそうで、自給自足の感じが出てGOOD。
収穫した白菜を焼くヘウォン。
食用花でスパゲティやクレームブリュレ。
トッポギ!辛そうで美味しそう…。
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【リトルフォレスト韓国版と日本版を比較!】料理・主人公・雰囲気どんな感じ?まとめ
橋本愛さんは漫画実写より小説のストーリーの出演が多くそれだけに観る側の想像力を超えて存在付けることができる女優さんだと思います。
当てはまる役はほとんど大人びた役なので小説の登場人物の方がシックリとくるイメージ。
スラっとした全身と目元がしっかりとした人物って漫画だと誰だろ?
金髪にして「銀河鉄道999」のメーテルとか?
姉御肌の役もいいかと思います。
口元のホクロがセクシーなので口元にホクロがあるキャラもいいですね。
実力、制作側の人気も高い女優さんなので何かしらの実写に今後起用される確率は高い女優さんだと思います。
そして、韓国版リトルフォレストの「キム・テリ」さん。
橋本愛さんも順調にキャリアを積んでいますが、キム・テリさんも勝るとも劣らない勢いです。
料理・雰囲気ともに「リトルフォレスト」のまた違う側面を日韓で表現しています。
両作品ともとても面白いですが、やはり日本版の方が日本人の私にはしっくりくるものでした。
お正月などにゆっくりしながら見るならやはり「リトルフォレスト」が一番ですね。
今後も韓国・日本ともいい映画を作り作品を共有していきたいですね。