鳥山明が急逝!後継者は「とよたろう」?次代のキャラクターを生み出せるか?
2024年3月8日、ドラゴンボールで世界的漫画家・クリエイターでもあった『鳥山明』先生が「急性硬膜下血腫」で68歳という若さで急逝。
後継者「とよたろう」さんに次代の「鳥山明」としての注目が集まっています。
今回は鳥山明先生、亡き今、今後の鳥山明ワールドについて追及していきたいと思います。
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次代の『鳥山明』?「とよたろう」とは
「とよたろう」先生は鳥山明先生の絵を模倣して描くことができるいわゆる
「模倣漫画家」です。
キャラクターの創造力を抜きにして、その漫画家の絵のタッチや表現を正確に描き出す事を「漫画家」としての仕事にしている分野の漫画家先生。
もちろん「パクリ」などではなく、もともと本人たちはその模倣する漫画家先生の許可をいただいて正式にその道に漫画家としての仕事をします。
「とよたろう」先生はもちろん、鳥山明先生公認で
「ドラゴンボールヒーローズ Victory Mission」
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
現在は「ドラゴンボール超」を連載中です。
ひと昔前までは、あまり見ない漫画家先生の分野ですが、昨今
「ナルト」(岸本斉史)=「ボルト」(池本幹雄)
など、週刊少年ジャンプ作品は意外と「模倣漫画家」の方が多く、しっかりプロから認知されている正式な「漫画家」としての職業になります。
このタイプの漫画家さんが生まれた背景には、愛される作品を後世にまで残すというしっかりとした理念というか大義名分があり
最近では「ベルセルク」の三浦建太郎先生が急逝されたときに、親友でもあり三浦健太郎先生の「ベルセルク」の完結の仕方を唯一聞かされていた漫画家の森恒二先生の監修のもと
「スタジオ我画」
が「ベルセルク」の作画を引き継ぎ、連載が再開されるなど話題になりました。
「ベルセルク」は三浦先生の絵のタッチが非常に緻密で複雑なことから、当初賛否がありましたが、三浦先生亡きあと連載された「ベルセルク」を観ると見事に
「ベルセルク」ワールド
が再現されていることがわかります。
とよたろう先生は「鳥山明」先生に憧れて鳥山明先生の模倣漫画家になった
漫画家さんが「漫画家」になるきっかけの一つとして「○○先生」みたいな漫画家になりたい!
という願いが必ずありますが、とよたろう先生も例に漏れず、鳥山明先生のドラゴンボールを観て
「こんなワクワクする絵が描いてみたい」
と思うようになり、鳥山明先生の絵を模倣し始めたことから漫画家としての人生がスタートしています。
【追悼】鳥山明先生
— JUNK. (@tHgInDiMdNuOr) March 8, 2024
ファンにアラレちゃんを描いてあげる鳥山先生 1980年 pic.twitter.com/d66mCOw8ka
過去に鳥山明先生の作品「Dr.SLUMPアラレちゃん」の後日読み切り作品
『ちょっとだけかえってきた Dr.SLUMP』の作画が中鶴勝祥(アニメーター)さんの描いた「Doctorスランプアラレちゃん」だ知ると
「自分もドラゴンボールの作品を描いて鳥山明先生と仕事がしたい」
と思ったことがキッカケだという事を話しています。
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キャラクターデザインはどうする?
鳥山明先生といえば「ワクワクするようなキャラクターデザイン」を圧倒的な画力やバランスの取れたグラフィックで表現します。
しかも「デフォルメ」の天才と呼ばれ、ただの幼稚園児のお絵描きにしか見えない落書きでもあっという間に魅力的なキャラクターにしてしまえる創造力がまさに
「漫画の神様」
と呼ばれるにふさわしい存在。
しかし、鳥山明先生亡き今、キャラクターデザインはどうするのでしょうか?
という問題もあります。
もちろん、鳥山明先生の事務所「BIRD STUDIO」の誰かが後継者として名乗りを上げるかもしれませんし、もしかしたら外から公募を呼びかけることもあるかもしれませんね。
今後も「鳥山明」先生の作品は永遠に続いていく!
鳥山明先生「急逝」のお知らせは非常にショックですが、今後も鳥山明先生の作品は廃れることなく100年後も続いていくと思われます。
鳥山明先生はメカニックのデザインが好きで特に「未来的な創造」をモチーフにしたデザインが多く、宇宙人・宇宙船・近未来を超えた遠くの未来のデザインも多いです。
今後、時代が進んでもそのセンスは廃れることなく続いていくことと推測されます。
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鳥山明が急逝!後継者は「とよたろう」?次代のキャラクターを生み出せるか?まとめ
とよたろう先生にはできれば一生懸けて「ドラゴンボール」を書き続けて欲しいですね。
それが鳥山明先生の愛弟子、後継者としてできる人生の大仕事だと思いますが、くれぐれも無理されず頑張ってもらいたいというのが
多くのドラゴンボール敷いては鳥山明ファンへできることでは無いでしょうか?
40代~50代は特に鳥山明先生の作品で育った世代だと思いますが、いまだに「ドラゴンボール」を観たり、読んだりすると
「やっぱりおもしろいわ~」
となるのでは?
鳥山明先生のご冥福をお祈りします。